こんにちは。KAIKIです。
・なんでヘルニアになってしまうのか?
・腰痛やヘルニアで手術しようか迷っています。
・手術しない場合、何回くらいで腰痛やヘルニアが治るのでしょうか?
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
この記事を書いている僕は、整体業界歴7年。
そして、今も現役整体師として多くのお客様を救っています。
こういった僕が、解説していきます。
・ヘルニアになってしまう生活スタイルをまとめました
その1.まず、ヘルニアって何?
ヘルニアとは、臓器などが本来あるべき位置から外に出てしまった状態のことを言います。24個の椎骨(ついこつ)が積み重なって作られています。
それぞれの椎骨と椎骨の間にクッションの役割をしている軟骨が椎間板です。
この椎間板が老化や運動など、過度の負担がかかることで
外にはみ出してしまい神経を圧迫して痛みやシビレを引き起こします。
ちなみに背骨【頚椎・胸椎・腰痛】の中で最もヘルニアになりやすいのは腰椎です。
そして、男性は女性の約2倍の確率で発症する。というデータがあります。
その2.ヘルニアになる原因【メカニズム】は?
椎間板(クッション)は髄核(ゼリー)を
繊維輪(コラーゲン)が包み込むような構造になっています。
加齢によって、椎間板が老化してしまうと髄核(ゼリー)が
繊維輪(コラーゲン)を破って外にはみ出やすくなります。
椎間板(クッション)は縦方向の圧力には強いが、
曲げたり、ひねったりする方向には弱い性質があります。
その3.ヘルニアになるリスクを高めてしまう生活習慣とは?
【あなたはいくつ当てはまりますか?】
・重い物をよく持つ。
・長時間同じ姿勢をしている。
・ハードなスポーツをしている。
・タバコを吸っている。
・職業【ドライバー、金属・機械就労者など】
・ストレッチをしてない。
他にもありますが、代表的なのはこれぐらいですかね。
・手術した場合、ヘルニアは完治しても腰痛が残る理由
ヘルニアは完治しても、腰痛が治らないケースは多いです。
なぜなら、85%の腰痛が原因を特定しきれない。といわれているからです。
逆に特定できる腰痛はたった15%しかありません。
この15%はヘルニアや脊柱管狭窄症、圧迫骨折、内臓疾患などです。
ここまで読んだ方は、
ヘルニアがあるから私は特定できる腰痛タイプだと思ってしまうかもしれません。
ヘルニアがあるから腰痛がある。
というのに当てはまらないケースの方が多いのです。
事実、ヘルニアがあっても腰痛がない方は大勢います。
つまり、ヘルニア手術しても腰痛が残る方は15%ではなく、85%の腰痛タイプということです。
この85%の腰痛タイプの場合は整体などで改善させることが可能です。
・整体でも回数をこなせば良くなる理由
それは、身体の歪みを取るからです。正確には正しい姿勢が身に付くからです。
なぜなら、今まで筋肉がアンバランスになっていたことによって
腰椎に過度な負担をかけていたのが施術回数を重ねることで
正しい姿勢が定着してきて腰にかかる負担が最小限で済むようになるからです。
どれくらいで姿勢が良くなって腰痛がなくなるのかといいますと、
人によって異なります。
ただ、僕の経験上→施術回数は10回前後、期間は3ヶ月~半年ほどで良くなります。
もっと僕が成長すれば少ない回数、短い期間で変えていけると思いますが、現在、僕の技術・指導ではこれぐらいかかってしまいます。
これで、腰痛やヘルニアについてご理解できましたでしょうか?